ラ・リーガ好きにはおなじみ昇格2年目を迎えたエルチェ。
日本ではなかなか情報が入りにくいクラブですが、今期も残留と更なるステップアップに向けビッグネームを獲得するなど奮闘中のクラブです。
今回は2021-2022シーズンのエルチェの見どころを紹介します。
クラブ概要
エルチェ・クルブ・デ・フトボル(Elche Club de Fútbol)
創設年:1923年
ホームタウン:バレンシア州アリカンテ県エルチェ
スタジアム:マヌエル マルティネス バレーロ
スペイン南東部に位置するエルチェをホームタウンにしています。
人口22万人で日本の調布市やつくば市、呉市とほぼ同じ。
面積は名古屋市や相模原市ほどあります。日本人的にはゆったりとした街といえるのではないでしょうか!?
なお気候は温暖で雨はあまり降りません。
場所はこちらです。
スタジアムは臨場感ある雰囲気の良いスタジアム!。
収容人数は33,732人でスペインでも11番目の大きさです。
コロナ禍で満員にはできませんが、サポータのパワーをより感じれるスタジアムです!
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エンブレム紹介
エンブレムを見れば、街の歴史がわかるのがヨーロッパクラブの特徴です。
簡単にご紹介。
![](https://tntmu.info/wp-content/uploads/2020/12/エルチェ エンブレム.jpg)
1番上には世界無形文化遺産の「エルチェの神秘劇」に出て来る天使です。
エルチェの神秘劇とはキリスト教の宗教劇の事で、エルチェの街で昔々から伝承されている劇になります。
昔々っていつからだよ!って思う方も居るかと思いますが、ざっと13世紀頃でモンゴル帝国全盛期の頃です。日本で言うと鎌倉時代くらいです。
なお、天使の肩から出ているギザギザのものはヤシの葉です。
ヤシの葉が描かれているのは、エルチェの街がヤシの木で有名なのに由来します。
街にあるヤシ園は紀元前5世紀頃から植えられるようになったとの事で世界遺産になってます。紀元前5世紀頃は日本でいうと縄文時代です。ちなみにヤシ園の面積は144万㎡。ディズニーランド+ディズニーシーよりもデカいです。
世界最強のヤシ園です。
真ん中の建物は砦です。エルチェと周辺の街には要塞のような城(アルタミラ城、サンタバルバラ城など)が現存しています。イスラム帝国やローマ帝国など、昔から侵略が数多くあった為ですが、街のシンボルとして描かれております。
1番下の建物は神殿です。
エルチェの街の起源がローマまで遡る事を意味しております。
ローマの神殿を模してますが、昔ローマ帝国に支配されていた事に由来してます。
非常に歴史が古く自然豊かな街である事がエンブレムからわかります。
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クラブの歴史
1923年に設立してからはテルセーラ(3部)とセグンダ(2部)が主戦場でした。
最盛期は1960年代。
1959-1960シーズンから1970-1971シーズンまでプリメーラ(1部)に所属。
1968-1969シーズンにはコパデルレイ準優勝を経験します。
しかし、その後はプリメーラ定着はいかず再び2部、3部が主戦場に。
財政難もあり1部定着は遠ざかっておりましたが、プレーオフを劇的に勝ち抜き2020-21シーズンより1部へ返り咲き。
2021-22シーズンは監督交代が起こるなど苦しいシーズンでしたが、最終節のビルバオ戦で勝利し残留をもぎ取りました。
今シーズンも粘り強く戦っていきたいところです。
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ここに注目せよ!
チーム戦術は低すぎないバランスを保ったDFライン設定とカウンターベースからのサイド攻撃がメイン。
ラ・リーガ下位チームにありがちなベタ引きの戦術はあまりせず、プレーエリアを圧縮(ゾーンを狭く)し奪ったボールをサイドへ展開していきます。
基本フォーメーションは3-5-2
ウイングバックの運動量とクロスの精度が攻撃のカギになります。
監督 フラン エスクリバ(スペイン)
バレンシアユース出身。選手としての経歴は華々しいものではなかったが、監督として才能が開花!
バレンシアユースの監督、ベンフィカ、アトレティコのアシスタントコーチを歴任。
2012年にエルチェの監督に就任すると2部だったチームを1年で1部へ昇格させるなど手腕を発揮。
2016年にはビジャレアルをEL出場へ導くなど、ラ・リーガ1部で実績を残します。
そして2021年2月、昇格1年目で低迷していたエルチェから白羽の矢が立ち、再度監督へ。
19位だったチームを見事蘇らせ、1部残留を勝ち取りました。
なお巷ではモウリーニョに似ているとか似ていないとか。
戦術的には陣形をコンパクトに保つ事をベースに守備を構築。
密集地帯で奪い
→オープンスペース(主にサイド)へ展開
→サイドの推進力で前進
→クロスからのゴール
これが必勝パターンです。
なので
・ウイングバックの運動量と推進力
・守備陣形のコンパクトさ
・DFラインを引き過ぎない
この3つがポイントになります。
それに適した選手を配置しています。
以下注目選手を簡単にご紹介!
DF 3 エンソ ロコ(チリ代表)
恐らくエスクリバサッカーの一番のキーマン。
2021シーズンよりトルコのファティ・カラギュムリュクSKより完全移籍。
正確に言うと2014-15シーズン以来の復帰です。
そう、前回のエスクリバ体制の時のレギュラー選手。
2021-22シーズンが始まるにあたり呼び寄せたわけです。相当な信頼感!
プレーは鋭い読みで一気にボールを刈り取れるのが最大の武器。
ビルドアップ能力の高さも魅力で、ある程度ボールを持ち運ぶこともできるモダンなCBと言えます。
2021年のコパアメリカにもチリ代表として出場するなど実績・実力共に十分な選手です。
MF 14 ラウール グティ(スペイン)
2020-21シーズンよりサラゴサから完全移籍で加入。
ちなみにチーム過去最高の移籍金で獲得したとか。
最終節チームを残留に導いたゴラッソを叩き込んだ男。
プレーは豊富な運動量と前への推進力、勝負強さが魅力の選手です。
決定的な仕事に絡める技術の高さがあります。
今シーズンも重要な場面で顔を出すシーンが多く見られそうです。
FW 9 ルーカス ボジェ(アルゼンチン)
2020-21シーズンよりトリノからのローン移籍で加入。
昨シーズンチームトップの7ゴールを決めたエースストライカー。
ボールキープ力を活かしたポストプレーが最大の武器でめちゃくちゃ「収まる」選手。
劣勢に立たされる事が多くとも、ボジェのポストプレーで「タメ」を作れます。
また、シュート技術の高さも魅力の一つ。
振り向きざまからゴールを見づに打つシュートは正にストライカーです。
そんな訳で2021-22シーズンから完全移籍に切り替わりました。
今シーズンも期待大です!
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クラブ経営にも注目!? 日系企業のスポンサーも!
サッカー面以外も面白いのがエルチェの魅力のひとつ!
今回はオーナーとスポンサーをご紹介。
オーナー
クリスティアン ブラガルニク
アルゼンチンの超大物代理人で、100人近くの選手を抱えており、監督も顧客にもちます。
あのマラドーナの代理人だった事でも有名。
2019年の12月にオーナーになってから、良くも悪くもチーム強化に介入して来ました。
チーム内にアルゼンチン人が多いのもこのため。
ハビエル パストーレ(ローマより加入)
ルーカス ボジェ(トリノより加入)
ギド カリージョ(サウサンプトンより加入)
ダリオ ベネデット(マルセイユよりレンタル)
パブロ ピアッティ(トロントFCより加入)
イバン マルコーネ(ボカジュニアーズより加入)
全員アルゼンチン人でブラガルニクの顧客になります。
就任当初は賛否がありましたが、実績と実力のある選手をこれだけ連れてこれるならアリ!と思っているサポーターも多いはず。
今後もアルゼンチン中心に南米の実力者が移籍する可能性は大いにあります。
移籍期間中のエルチェの動向にも注目です!
スポンサー企業
スフィダンテ
https://sfidante.co.jp/corporate/
フォトギフトサービス「OKURU」や「スマホで写真年賀状」を展開する企業。
スマホで撮った写真を専用アプリを使って年賀状や贈り物にするサービスを実施してます。
実は私自身は子どもたちの写真を両親や親族と共有するために、スフィダンテさんが開発した「みてね」というアプリを使用しております。
手軽に写真や動画が共有できる。
誰が見てくれたかがわかる。
写真に対してコメントも残せる。
フォトブックも簡単に作れる。
めちゃくちゃ重宝してます!
特にコロナ禍になってからは帰省や対面が難しくなったのでより重要アイテムになっております。
そんなスフィダンテさんがパートナーシップ契約を締結したのは2017-18シーズンから。
当時はエルチェがセグンダB(3部)にいたころ。
苦しい時期から共に歩んできた良きスポンサーなのです。
ちなみにスフィダンテはイタリア語で「挑戦者」だそうです。
エルチェもセグンダBから「挑戦者」として戦い続けようやくプリメーラ(1部)までこぎつけました。
今シーズンはカタカナで「スフィダンテ」の広告をユニフォームに掲載中!
ちなみにベンチシートにも広告を出してます。
挑戦者「スフィダンテ」を探してみてください。
いかがでしたか?
躍進を続けるエルチェCFにピッチ内外の動きに今シーズも注目してみてください。
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