皆さんJリーグを見ていて気になる選手は居ますか?
今回は次世代のゲームメーカー、ボランチの山本悠樹選手(ガンバ大阪)を紹介します。
基本プロフィール
山本 悠樹(ヤマモト ユウキ)
1997年11月6日 173㎝/64㎏ 出身地 滋賀県 野洲市
所属歴:野洲JFC ⇒ SAGAWA SHIGA FOOTBALL ACADEMY ジュニアユース ⇒ FC湖東 ⇒ 草津東高 ⇒ 関西学院大
滋賀の名門草津東出身、関学でボランチとして頭角を現し、2020年よりガンバ大阪所属です。
プレースタイル
一言でいえばボール奪取能力の高い次世代のゲームメーカーです。
【ストロングポイント】
・ボール奪取力やセカンドボールの回収率が高い
・ボールを受けてからパスを出すスピードが速い(判断が速い)
・キックの質が高い
・ボールを受ける際のポジショニングに気を使っているのでボールが集まりやすい
【課題】
・純粋なフィジカルコンタクトは負けやすい
・もっとゴール前に絡んでいくプレーが欲しい
簡潔に述べるとこんな感じです。
一番の特徴はボール奪取のうまさ。フィジカルや瞬発的なスピード・スタミナを武器にしてボールを奪うのではなく、きちんとコースを読んでボールを狙っています。読みが良いのでセカンドボールも拾いやすいです。
そして足元の技術とキックの質の高さも光ります。草津東時代はトップ下だったこともあり、足元の技術や敵を背負ってのターン、敵に囲まれた中でのターンはかなりうまい。前を向いてからのキックがより活きてる印象です。
ボールを奪えて質の高いキックが蹴れるので攻撃の起点になる事が多いです。ガンバ大阪のゲームの中心にはいつも彼がいます。
ダブルボランチでコンビを組む井手口との関係も良好で、試合状況に応じて攻守のバランス(適切なポジショニング)を取れるのはすごく魅力的です。
外国籍選手に吹っ飛ばされるシーンを時折見かけますが、純粋なフィジカルコンタクトはこれからの課題です。
ただ、「読み」でボールを奪えるタイプなのでそこまで問題にはならないでしょう。ゴール前へもっと飛び出していく事、体の使い方や守備時の間合いを極め、長友のようなフィジカルを身に付ければ、いよいよ手が付けられない選手になっていくと思います。
日本の司令塔になる!? 遠藤保仁 ⇒ 柴崎岳 ⇒ そして山本⁉
プレースタイル的にフィジカル系では無いので息の長い選手になりそうです。
ガンバの大先輩である遠藤保仁を間近で見ているのは大きなプラス材料。
Jリーグで経験を積んで行けば日本代表入りも夢ではありません。
大卒選手なので海外移籍はタイミングが合わないと難しい面もありますが、プレースピードがゆっくり目で守備組織を重視するセリエAなら重宝されそうなタイプです。
ボランチはテレビやDAZNで見るより、スタジアムで見ると良さがはっきりとわかります。
スタジアムに足を運び、次世代の司令塔、山本悠樹選手にぜひ注目してみてください。
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