今回はラ・リーガのビジャレアルCFに所属するホアン・モヒカ選手のプレースタイルや特徴、エピソードを紹介していきます。
基本情報
本名:ホアン・アンドレス・モヒカ・パラシオ(Johan Andrés Mojica Palacio)
国籍 :コロンビア/スペイン
生年月日 :1992年8月21日(30歳)
出身地 :サンティアゴ・デ・カリ(コロンビア)
身長/体重:185cm/66kg
ポジション:左SB、左WB
利き足 :左
【クラブ経歴】
年 クラブ 出場 (得点)
2011-2012 アカデミア 33 (0)
2012-2014 ジャネロス 17 (0)
2013 デポルティーボ・カリ (loan) 14 (0)
2013-2014 ラージョ (loan) 12 (0)
2014-2018 ラージョ 6 (0)
2014-2016 バリャドリード (loan) 64 (9)
2017-2018 ジローナ(loan) 40 (0)
2018-2021 ジローナ 34 (0)
2020-2021 アタランタ (loan) 11 (0)
2021 エルチェ (loan) 17 (0)
2021-2022 エルチェ 32 (2)
2022- ビジャレアル
【代表歴】
2012- コロンビア 19(1)
地元コロンビアのクラブでプロデビュー。21歳でスペインのラージョへレンタル移籍。その後は主にスペインでキャリア積んでおります。
特にジローナではクラブ初の1部昇格に大きく貢献。その後、シーズン途中の移籍となったエルチェでも早々に地位を確立し不動の左SBへ。エルチェでの活躍が認められた形でビジャレアルへとステップアップしました。
コロンビア代表に関しては19試合出場。ロシアワールドカップ出場、カタールワールドカップ予選を戦うなど現役バリバリの代表選手です。
まさにコロンビアを代表するサイドバックと言えます。
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プレースタイル
そんなモヒカのプレースタイルをご紹介。
ストロングポイント
トップスピードに入る加速力
とにかく速いです。ほぼ加速力で相手を抜きます。スピードの緩急だけで抜けるサイドバックやウインガーは多くいますが、30歳を超えてこのプレースタイルを維持できるのは努力の賜物。
で、このタイプだとDFに縦を切られて手詰まりというパターンは往々にしてあります。
しかしそこは南米出身、トリッキーなプレーや意外性のあるヒールを入れる事も実はできる。
選択肢が複数ある相手にDFは飛び込めません。
ボールを持ち運べるSBは重宝されます。
代表に入るのも納得です。
クロススピード
馬鹿みたいに速いです(いい意味です)。
そしてDFラインとGKの間に速いクロスを入れる意識がかなり高いです。
クロスをあげたものの、結果的に誰も触れず抜けていくパターンがエルチェ時代には多々見られましたが、個人的にはこれはOK。
GKとDFが両方とも触れない ⇒ コースが良い、スピードとタイミングも良い
あとはそのクロスに飛び込めなかった中に居る味方の責任だと思ってます。
ここに飛び込んで来い!
的なクロスは守る側からすると1番処理しにくい。
それを高速で出来るのは大きなストロングポイントです。
対人守備の強さ
意外と対人守備が強いのもストロングポイントの1つ。
1対1では抜かれない守備をするのではなく、体をバチンと当ててボールを取り切る、カットする力を持っています。
そして攻撃参加のあとの守備をサボらない。
全速力で戻ってきます。
アゴが上がった状態で走って戻って来ますが、それでも相手に追いつくのがすごい。
そしてそこからボールにアタック出来るのフィジカル能力の高さの表れ。
大体、アゴが上がった状態で走ってる人ってバテバテな事が多いのですが、モヒカの場合アゴが上がるとなぜか加速します。
個人的には攻撃参加の後にすぐに守備に戻ってこれるのはサイドバックのマスト能力だと思ってるので、それをサボらないモヒカはポイント高いです。
ウイークポイント
誰にでも苦手な事はあります。完璧な選手は居ません。
ここではあえてウイークポイントもご紹介。
クロス精度
どうしてそこへ蹴るの?
というホームランみたいなクロスが1試合に1本あります。
高速クロスがゴールポストのはるか上を超えていきます。
本当のホームランならいいのですが、普通のサイドバックでこれは致命的です。
中盤やウイングと比較して攻撃参加の回数がどうしても限られるからです。
しかしモヒカの場合、攻撃の「回数」でそれをカバー!
結果的に絶妙なスペースへの高速クロスも必ず1試合に1本上げてくれます。
やはり攻撃はチャレンジに勝るものはないと言う事です。
エピソード
2018年ロシアワールドカップ
2018年のロシアワールドカップで日本とコロンビアはグループリーグの初戦で対戦をしているのはご存知の方も多いはず。
その日本戦にモヒカも出場しております。
もしかしたら覚えている方もいらっしゃるかもしれません。
試合そのものはコロンビアが退場者を出してしまった事で、リスクをかけない戦い方となったため、モヒカの出番は少なくなってしまいました。
この大会のコロンビアはベスト16でイングランドに敗れるまで4試合戦いましたが、モヒカは全試合フル出場。
ベスト16のイングランド戦は延長&PK戦までもつれる死闘。その120分間もフル出場。
まさに欠かせない存在でした。
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髪型
短めのチリチリアフロがデフォルトです。
しかし、時々コーンロウやドレッド系になります。こんな感じです。
個人的にはチリチリからこの髪型にするのって結構難しいと思うんですがどうでしょう?
で、コーンロウって1週間から10日しかもたないみたいです。
(髪が伸びてきて編み込みが緩くなるらしい)
見れると結構ラッキー!
なおインターナショナルマッチデー(代表戦)がある週に変わる確率が高いです。
コロンビアの行きつけの美容師さんでもいるんですかね?
代表戦から帰ってきた際は髪型も注目です!
※余談ですがドレッドでもかぶれるキャップなるものを発見しました。世の中には色々なものがあります。
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プレー集
そんなオシャレなモヒカのプレー集をご紹介。
まずはトリッキーなプレーから、泥臭いディフェンスまでを1分にまとめた動画。
サディクに負けない対人守備もみどころです。
続いてゴラッソ2本と絶妙クロス1本。
2本目のゴールはマジョルカとの残留争い直接対決にて決めた貴重なゴール。
このしびれる状況でゴラッソをぶち込めるのは強メンタルの持ち主でしょう。
続いてジローナ時代がメインの動画。
変わらず、加速力とトリッキーなプレーで相手を抜き去ってます。
クロスの精度も注目です。
まとめ
いかがでしたか?
モヒカのプレースタイルや特徴をまとめると以下の通りです。
・コロンビアを代表するSB
・トップスピードに入る加速力
・クロススピード速め
・対人守備の強さ
・クロス精度はバラツキあり
・ロシアワールドカップフル出場(日本戦も出場)
・髪型がオシャレ!でもすぐ戻る
これからのモヒカの活躍に注目です!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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