アウェイ遠征 時間と距離検証
ガンバ大阪、北海道コンサドーレ札幌と続き第3弾!
今回は川崎フロンターレ編です。
前回のガンバ大阪編と北海道コンサドーレ札幌編は以下を参照してください。
ここ数シーズンJリーグで最強と謳われる川崎フロンターレ。
J1クラブは関東にチームが多いので遠征は意外とラク!?
なんて予想もしている筆者ですが、実際のところはどうなのでしょうか?
今回は川崎フロンターレの遠征時の「移動距離」「移動時間」に焦点を絞り、データで検証してみます。
川崎フロンターレ 移動距離と移動時間 まとめ
【測定方法】
■距離
川崎フロンターレのクラブハウス(麻生グラウンド)から敵地スタジアムまでを自動車で移動すると仮定した場合の「走行距離」。Googleマップで検索(純粋な直線距離では無い)。
■バス 時間
Googleマップで時間を検索。
■新幹線 時間
乗換案内より所要時間を検索。
最寄り駅は新横浜駅に設定。仙台戦に関しては東京駅で設定。
■飛行機時間
乗換案内より所要時間を検索。
■各移動手段の時間について
クラブハウスから空港に行くまでの時間、敵地スタジアムから最寄りの駅・空港までの移動時間を含む。それぞれバス移動と仮定。
といった具合です。
結果は以下の通りです。
平均移動距離は440㎞、平均移動時間は2時間45分と言う結果でした。
ガンバ大阪が平均で479㎞の移動、2時間30分の時間 です。
個人的には意外な結果でした。
関東圏のチームが多い ⇒ 近くて移動も時間が掛からない
という私の浅はかな理論は通用しませんでした。
空港からの距離は意外と大切
前述のとおりガンバ大阪とほぼ変わらない結果になりました。
理由は空港とクラブハウスの距離と時間。
今回のデータを出力するにあたってフロンターレのクラブハウスから羽田空港までの時間を100分で設定しました(Google Mapで検索)
渋滞の可能性とバス移動でスピードをそこまで出せないと考えて、少し時間を多めに設定はしてます。
とは言え関東圏以外のチームの場合は飛行機移動がほとんど。
少なく見積もっても空港までは1時間ほどかかります。
遠征の度に毎回バス移動1時間強+飛行機
いくら飛行機とは言えども、空港に行くまでに時間を食っていては難しい。
結果的に西日本への遠征はすべて3時間オーバーと言う結果でした。
ACLが入ると一気に過酷になる
ここ数年の川崎フロンターレはJリーグ屈指の強さを誇ります。
当然、ACLでのアジア遠征の可能性も増える。
中国・韓国・東南アジア・オーストラリア・中東
一気に移動時間が増えます。
今シーズンのACLグループリーグはウズベキスタンでのセントラル開催でしたが、コロナ禍以前のシーズンであればホーム&アウェイ。
土曜日Jリーグ(対徳島ヴォルティス戦)
火曜日ACL(対ムアントンユナイテッド:タイ)
土曜日Jリーグ(対ヴィッセル神戸戦)
なんて週も普通に訪れるのです。
こうなってくると一旦川崎へ戻らずにそのまま敵地から敵地へ移動する事もあります。
それを国境を越えて行う…。
アジアの戦いが入るクラブは選手層とリカバリーの重要性がより求められてくると言えます。
布団とかマットレスとか首周りにフィットするまくらとか
そういう対策は大切ですよ。
終わりに
いかがでしたか?
今回は川崎フロンターレ編を取り上げました。
恐らく、関東圏のクラブは似たような結果になると思います。
バス移動で完結するアウェイが多いのでラクさはある。
けど、主要な空港がないんですよね。関東。
羽田か成田のどちらか。
どんな地方にもそれぞれの移動のつらさはあります。
そんな事を少し頭の片隅に入れて、選手達のプレーを見て頂ければ少し見方が変わるかも知れません。
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